回復期リハビリテーション病棟は、脳卒中や骨折などの急性期治療を終えた患者様が、自宅や施設などの生活の場へ戻ることを目標に、集中的にリハビリを行う病棟です。日常生活動作(ADL)の向上を重視し、個別訓練だけでなく、病棟内での生活全体をリハビリの一環として捉えています。
当院では、高齢者に多い脳血管疾患の後遺症や整形外科疾患、廃用症候群などに幅広く対応し、多職種連携で安心して在宅復帰ができるようサポートしています。
また、必要に応じてリハビリスタッフがご自宅を訪問し、家屋調査を実施することで、退院後の生活環境に応じたリハビリや住宅改修の提案を行い、よりスムーズな在宅生活への移行を支援しています。
病棟専従のPT・OT・STによる
リハビリ提供
リハビリ頻度:365日体制
1日2~3回(1回20~40分)
※病状により頻度、時間は異なる場合があります

屋外での歩行訓練
台所での調理訓練
パソコンを使用した
高次脳機能訓練
回復期リハビリテーション病棟の
対象疾患
右からスライドすると詳細を確認できます。
| 疾患 | 入院期間 | |
|---|---|---|
| 1 | 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症又は手術後、義肢装着訓練を要する状態 | 150日 |
| 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷及び頭部外傷を含む多部位外傷 | 180日 | |
| 2 | 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折又は二肢以上の多発骨折の発症後又は手術後の状態 | 90日 |
| 3 | 外科手術又は肺炎等の治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後の状態 | 90日 |
| 4 | 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節又は膝関節の神経、筋又は靱帯損傷後の状態 | 60日 |
| 5 | 股関節又は膝関節の置換術後の状態 | 90日 |

