リハビリテーション科の教育体制
新人教育体制
1年目(目標)
『社会人として自覚を持ち、リハビリ業務を理解し実践できるようになる』
疾患・病態に応じた理学療法・作業療法・言語聴覚療法プロセスを理解し、先輩セラピストの指導のもとで実践が出来るように基礎を固めていく。
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4月
- 新入職員全体研修会
新人オリエンテーション -
- 病院の概要、就業規則など基本事項の説明
- 接遇教育、部門方針、特徴説明、交流会
- 新入職員全体研修会
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5月~
- 座学/実技研修
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- カルテの書き方、医療安全、感染対策、リスク管理
- 各種評価/訓練実施、家屋環境調査
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9月
- 新人フォローアップ
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- 半年の振り返り(面談)
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12月
- 新人症例発表会
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- 担当患者のリハビリ経過と考察を発表
- プロセスの可視化と情報伝達の力を身につける
ラダー制度
ラダー構成要素
「元気に!明るく!
患者さんに敬意をもって!」
- 臨床能力項目臨床実践能力・問題解決能力、対人能力・接遇、マネージメント能力・リーダーシップ指導・教育能力
- 自己教育専門技能・研究能力、自己啓発

各種勉強会
リハビリテーション科勉強会
(月に1度程度開催)
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POS合同勉強会
3月に1度開催。
研究発表会や外部講師を招き、知識・技術の習得の機会としています。 -
チーム別勉強会
各病棟チームごとに3月に一度開催。
「明日から使える知識・技術の向上」を目的に、症例検討・勉強会等を実施しています。 -
職種別勉強会
各職種ごとに3月に1度開催。
症例検討・勉強会等を実施し、知識向上、臨床経験の共有に活用しています。 -
新人研修・勉強会
座学・実技研修を行い、リスク管理などの基礎的な内容から治療まで、新人向け勉強会を入職後4月、5月に開催しています。
※当院リハビリテーション科では自己研鑽・専門家育成を目的に、対外発表を奨励しています。
資格取得者
- 認定理学療法士(運動器)
3名 - 認定理学療法士(脳卒中)
2名 - 認定理学療法士(地域理学療法)
1名 - 地域ケア会議推進リーダー
4名 - 介護予防推進リーダー
4名 - フレイル対策推進リーダー
1名 - 地域ケア会議 全研修修了者
8名 - 高知市訪問型サービスC従業者研修修了者
8名 - (上級)協会指定管理者研修修了者
7名 - 厚生労働省指定 臨床実習指導者講習修了者
22名 - 高知市介護予防インストラクター修了者
2名 - いきいき百歳体操アドバイザー修了者
3名 - レッドコード研修修了者
2名 - キネシオテーピング協会CKTT認定トレーナー取得者
2名 - 各種徒手療法研修修了者
5名 - 骨粗鬆症マネージャー取得者
3名 - 福祉住環境コーディネーター2級
4名 - 認知症サポーター養成講座修了者
8名 - 認知症アップデート研修修了者
8名 - リハ職のための認知症ケア講座修了者
1名 - 精神障がい者の在宅看護セミナー修了者
1名
地域活動
当院リハビリテーション科では、病院内でのリハビリテーションだけでなく、地域の皆さまの健康づくりにも積極的に取り組んでいます。
現在、市の委託事業として「100歳体操」にインストラクターとして参加し、地域の高齢者の皆さまが元気に暮らし続けられるよう支援を行っています。また、地域ケア会議にも定期的に参加し、地域包括ケアの一端を担うべく、専門的な立場から意見を述べるなど、地域連携を大切にしています。
さらに、当院ロビーでは地域住民の方を対象とした「健康だいいち教室」を定期的に開催し、運動・栄養・生活習慣病予防などに関する知識の普及に努めています。どなたでも気軽にご参加いただける内容で、地域の“健康の拠点”となれるよう活動を続けています。
今後も、地域の皆さまの「自分らしい生活」を支えるため、病院の枠を越えて、身近な存在として歩み続けてまいります。


